12/05/10 18:42:54.30 0
中畑清監督（５８）率いる横浜ＤｅＮＡは、９日の巨人戦（東京ドーム）も見せ場は作ったが惜敗。
１２球団で唯一、いまだ１０勝に届かない。
最下位に沈む新生球団のコマ不足は深刻だが、親会社のピンチで補強どころじゃない？！
身売りされても球団は相変わらずだが、親会社の営業利益は過去最高を更新し飛ぶ鳥を落とす勢い。
ただ今月に入って暗雲が漂っている。
主要事業のソーシャルゲームで、数種類のアイテムをそろえると希少なアイテムが手に入る
「コンプリートガチャ」と呼ばれる課金方式が、景品表示法に抵触する可能性が指摘された。
９日に都内で行われた２０１２年３月期（１－３月）の決算発表会見で、守安功社長は
「ただちに現行法に違反するという考えは持っていないが、コンプガチャに相当するものは
順次廃止していく」と明言。この一件で「５０億円強の成長ができていた」分の売上高が吹き飛んだという。
そうはいっても、当期３カ月間の売上高は４２２億円。そのうち純利益が１０７億円という超優良企業だ。
今後の対処すべき課題のひとつとして「知名度の向上」が挙げられ、「ブランド価値・知名度の向上に
よる事業規模の一層の拡大」を目的として、昨年１２月にプロ野球事業に参入したと説明されている。
昨年度の販促費・広告費１９２億円を踏まえれば、球団運営に必要な年間経費２０－３０億円など、
数ある新規事業のひとつに過ぎない。
この日の会見中に経営陣が球団について言及することも、出席者から球団に関する質問が飛ぶことも、
一切なかった。
注力度の低さゆえか、新球団発足のご祝儀ムードもなし。
目玉といえる新戦力は、前巨人の主砲ラミレス外野手（３７）くらい。親会社は金持ちでも、
「費用対効果」の観点から球団に認められた補強費はかなり渋いようで、
最下位なのに１軍の外国人枠を余らせて戦っている有様だ。
球団フロントは補強の意向を示しているが、「コンプガチャ」問題の影響が予断を許さない現状では、
親会社の財布のヒモがさらに固くなるのは必至。今後も苦しい戦いを迫られそうだ。
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