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2015年に秋春制へ完全移行 J1&J2合同実行委で提示
JリーグのJ1&J2合同実行委が8日、東京・本郷のJFAハウスで開かれ、J日程改革検討委の
提案として、現行では3月に開幕する春秋制のJリーグを、来季から段階的に秋春制移行に着手し、
2015年に完全移行を目指す計画が提示された。提案を受けた各クラブの実行委員は反対が多数を占め、
今月末に臨時実行委員会を開き、引き続き検討を続けることになった。秋春制移行を願う日本協会と、
現行の春秋制継続を求めるJクラブ側のシーズン制をめぐる綱引きが再び始まった。
突然の打診に、J1&J2合同実行委が騒然となった。会合の最後に、日本サッカー協会の
田嶋幸三副会長がJリーグ日程改革検討委の提案を携え、会議に出席。秋春制への移行を求める提案がなされた。
日程改革検討委員で、Jリーグの中野幸夫専務理事は「来年はコンフェデ杯、東アジア選手権もあり、
日程づくりが大変なので、ひとつの案として提示した」と提案理由を説明。検討委の提案は、
2015年の完全移行を目標に、来季は6、7月に試合を開催せず、14年春まで18カ月かけて
リーグ戦を行うことや、降雪地に配慮して1月、2月は試合を行わないとする内容だった。
出席した実行委員の1人が「18カ月? 1年契約でやっている選手契約、スポンサー契約はどうなる?
できるわけない」と話したほか、他の実行委員も「突然の提案でやり方が汚い」と話すなど反対意見が大半。
この日は結論は出さず、今月末に臨時実行委を開き、再検討することで会議は終了した。
日本協会が秋春制移行を模索するのは今回が初めてではなく、犬飼基昭・前日本協会会長が2010年の
秋春制移行を強く推し進めようとしたが、降雪地の反対によって断念している。ただ、日本協会内には
「欧州とのシーズンを合わせた方が、いろいろな面でやりやすい」と秋春制移行を求める声は根強く、
今回はJリーグの日程改革委からの提案となった。しかし、今回もJクラブ側の反発は激しく、
秋春制をめぐる論議はすんなりと決着しそうにはない。
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