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リーガ・エスパニョーラは現地時間２日（以下現地時間）、延期となっていた第20節の７試合が予定され、首位レアル・マドリーは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦する。
勝てば４年ぶりのリーグ制覇が決まる試合を前に、久々に記者会見に姿を現したジョゼ・モウリーニョ監督は「欧州３大リーグすべてで優勝できれば嬉しい」と述べるとともに、来季以降も同クラブに残留することを示唆した。
過去３年間は宿敵バルサの後塵を拝し、悔しいシーズンを送ってきたレアル。しかし、前月末に行なわれた２位バルセロナとの「クラシコ」を制した同クラブは、３試合を残してバルサに勝ち点７差をつけており、覇権奪回が目前にまで迫っている。
今節のビルバオ戦に勝利すれば、バルサの結果にかかわらず、32度目のリーグ制覇が決まる状況だ。
あと１勝でリーグタイトルを手にするモウリーニョ監督は、「ビルバオは非常に良いチームだ。だが、それは我々も同じ。王者になるために勝利を目指すのみだ。
彼ら（ビルバオ）も本拠地で優勝を決められることを避けようと、全力で我々を倒しに来るはずだ」と、今節での優勝決定へ気を引き締めている。
また、過去にチェルシー（イングランド）やインテル（イタリア）をリーグ制覇に導いた同監督は、「今回が私にとってリーガでの最後のタイトルになるとは思っていない。これから先もタイトルを取るチャンスがあると思っている。
ただ、今の個人としての目標は、欧州３大リーグでのタイトル獲得だ。これができれば嬉しいし、実現できるだろう」と自信を示し、来季以降もレアルの指揮官を続けることに意欲を見せた。
また、今季リーグ戦43得点など大車輪の活躍を見せるFWクリスティアーノ・ロナウドが、FIFAバロンドール（年間最優秀選手賞）を受賞する可能性については、
「彼の一番の目標はタイトルを取ることであり、その次がバロンドールだ。バロンドールは得点王になるだけでなく、チームが重要なタイトルを獲得しないと受賞できない。
もし我々がリーグを制すれば、彼がバロンドールを受賞するはずだ」とコメント。バルサFWリオネル・メッシの４年連続受賞を阻止して受賞できるとの見解を示した。
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