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日本柔道界の〝エース〟に自覚なし？ 柔道の無差別級日本一を決める全日本選手権（４月２９日、日本武道館）で
今回、特別に出場を免除された〝エース〟穴井隆将（２７＝天理大職）がバラエティー番組に出演しようとして
全日本柔道連盟の怒りを買うひと幕があった―。
全日本選手権は五輪、世界選手権と並ぶ〝柔道三冠〟の１つ。
優勝者には天皇賜杯が贈られるなど価値のある大会だ。
しかも今回はロンドン五輪１００キロ超級の代表選考も絡むとあって注目度も高い。
そんな中、ロンドンで金メダルを期待される１００キロ級の穴井は特別に出場を免除された。
理由は５月の最終選考会「全日本選抜体重別選手権」（福岡国際センター）に集中するためだ。
「本来は（全日本に）出るべき」と主張した篠原信一監督（３９）も愛弟子の思いをくみ「わかった…」と了承したという。
ところが、そんな穴井がバラエティー番組に出演しようとしたことが発覚。
吉村和郎強化委員長（６０）の逆鱗に触れたのだ。
「あいつ、フジテレビのバラエティー番組に出ようとしたんだ。強化部に許可申請があってな。
だからオレが『それでいつ練習するんだ！ そんなん出させん！』と反対したわ」
たしかに、全日本選手権を欠場する一方で、柔道と無関係のバラエティー番組に出演するとなれば、
自覚のなさを指摘されても仕方のないところ。ただでさえ、穴井は昨年の世界選手権で３回戦敗退、
今年１月のマスターズでも３位と精彩を欠いている。
当然ながら許可は出ずに穴井の番組出演は白紙となったが、
日本の〝エース〟と呼ばれる男に対する不安は募るばかりだ。
ソース：東スポＷeb – 東京スポーツ新聞社
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