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ロンドン五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表の関塚隆監督(51)が30日、五輪1次リーグ組み合わせ抽選会と欧州リーグ視察を終えて羽田空港に帰国した。
7月末の直前合宿中は、シード国のメキシコを筆頭候補に練習試合を組む予定。1968年メキシコ五輪3位決定戦で銅メダルを争った因縁の相手を倒し、44年ぶりメダル奪取の快挙へ弾みをつける。
人影もまばらな早朝の到着ロビー。関塚監督は約11時間のフライトの疲れもなく、体中に闘志が満ちていた。
「本大会まで90日を切って、いよいよかなと。どこの組も各大陸の強豪が入っているし、楽な戦いはないね」
4月24日に行われた1次リーグ抽選会で日本はスペイン、モロッコ、ホンジュラスとD組に入った。シード国のスペインは欧州予選1位の金メダル候補。
そのスペインとの7月26日の第1戦(グラスゴー)に向けて日本は同11日の壮行試合(国立、相手未定)後、15日から欧州で直前合宿に入り、強化試合を予定している。
「同じ組ではないところで強い相手とやりたい。シード国と実現できれば」と指揮官は対戦相手の希望を語った。
他の組のシード国は、すでに英国とブラジルが同20日に親善試合を行うと発表済み。残るは北中米カリブ海予選1位でB組のメキシコだけ。
抽選会に出席した日本協会・原博実技術委員長は、「(スペインと)似ているのはメキシコ。ボールをつないでくるタイプとできれば」と、真っ先に名を挙げてマッチメークの準備に入った。
同じ北中米で、日本が3戦目に対戦するホンジュラスの対策にもなる。
しかも、メキシコといえば、日本は1968年メキシコ五輪3位決定戦で対戦。2-0で下し、アジア初の銅メダルを手にした。44年ぶりの快挙へゲンのいい相手といえる。
「残された時間は少ないが、1次リーグ突破へ力をつけたい」と関塚監督。ゴールデンウイーク中はA代表のザッケローニ監督とJリーグを視察し、その後のスタッフ会議で本大会までの“メダル計画”を詰める。
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