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G大阪は“ぐうの音”も出ないくらいG大阪はボコボコにやられた。シュート数は6対21。
鹿島に先制を許し、リーグ開幕から8試合連続で追う展開となり、終わってみれば09年11月
28日・鹿島戦以来の5失点。96年5月4日・柏戦以来16年ぶりの5点差以上黒星を喫し、
リーグ連勝は「2」でストップした。
この試合を象徴するシーンが後半ロスタイムのプレーだった。縦パスに反応してエリアを
飛び出したGK藤ケ谷が、まさかの“空振り”失点…。すでに4点差で大勢は決していたとはいえ、
明らかに集中力の欠如から出たミスだった。
「一つの自分たちのミスから、こういう結果になる。サッカーの怖さをあらためて知った」と松波監督。
前半は互角以上の戦いを見せたが、「後半の早い時間に簡単にやられてガクッときてしまったのは
事実」と日本代表DF今野が反省したように、後半8分に2点目を許した後は“張られたら張り返す”
気概は見られず、空虚な時間だけが流れた。
足が止まり、ミスを連発。好守の切り替えも遅く、簡単に中央突破を許す。ポストやバーに当たって
いなければ、2ケタ失点していてもおかしくないほど。日本代表MF遠藤は「3―2で負けるよりは
開き直りやすい」と前を向いたものの、DF中沢は「試合を無駄にしてしまった…」と目を真っ赤にし
下を向く。
試合後は場外で両軍サポーターが衝突する一幕もあった。黄金週間初日から後味の悪さだけが残った。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)
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