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なでしこジャパンの佐々木則夫監督（５３）が２６日、ロンドン五輪組み合わせ抽選会のため滞在していた英国から帰国した。
滞在中には練習試合のマッチメークのため自ら交渉。五輪本番までに最多で６試合の実戦をこなしてから初戦カナダ戦（７月２５日）に臨むプランが浮上した。
「抽選が終わってすぐにいろんなチームと交渉した」。対戦カードが決まるやいなや会場で出場国の監督らに練習試合実施を持ちかけた。
現時点で予定されている強化試合は３試合。６月のスウェーデン遠征中に米国戦とスウェーデン戦、７月１１日には国内で壮行試合（対戦国未定）が組まれているが、「いいチームと一試合でも多くやって、いい準備をするに尽きる」と実戦の場を増やす意向を示した。
国名は明かさなかったが、Ｗ杯女王の日本との対戦を希望している国は多いという。スウェーデン遠征中や壮行試合前後に最多で３試合を組む方針で、１次リーグで別組のブラジルやフランスを候補に調整する。
「これから煮詰めるが、いろいろなプランを考えている」と話す指揮官の金メダル獲得の青写真が一気に鮮明になってきた。
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