12/04/27 18:22:28.21 P
(>>1からの続きです)
視聴率で苦戦が続いていることに関して、同作の制作統括を務める磯智明チーフ・プロデューサーは
「今の現状を考えると、映像が見難い、人物関係がわかりにくいという意見はその通りだと思うが、
第1回と第16回ではだいぶ変わっています。また、平安という時代をどうやって描くかを意識して作ってはいるが、
この時代に馴染みがなく、違和感を持たれるのはあるかと思う。また、清盛のサクセスストーリーを期待していた人には
立ちあがりが遅かったのかもしれない」とその理由を分析。
とはいえ、「大河ドラマは全50回あって、野球で言えばまだ3回の表裏が終わったあたり。
清盛も成長して、キャスティングも変わっていきます。これまで出てきたいろいろな人物と
清盛とのドラマがこれから展開して、段々と見やすくなっていくので、ぜひこれから見ていただきたい。
清盛のドラマはまだこれからですから」と今後への期待を口にした。
主演の松山についても「そんなに深刻ではない。松山さんも(低視聴率の)責任を感じているかもしれないが、
ドラマを引っ張っている棟梁として一生懸命。ムードメーカーとして現場を盛り上げてくれています。
現場も状況はわかってはいるが、反省会しても仕方ないので、前向きに作っている」と話した。
「キャスティングにはこだわって、芝居を楽しめる方を集めている。それは最後までやり遂げたい」と
今度も注目の新キャストが登場していくことも示唆。1ケタ転落の危機すらささやかれ、
厳しい質問も飛んだが「私たちにもプライドはあるので、一人でも多くの方に見てもらうように、
努力を重ねるのが制作側の使命。もっと見ていただいてもいいと思っている。
その距離をどうやって埋めていくかを頑張っていくしかない」と力を込めた。(了)