12/04/24 07:56:52.33 0
ドイツ・ブンデスリーガで2連覇を達成したドルトムントが、複数のチームが獲得の意思を示す
日本代表MF香川真司(23)を残留させるための切り札に、異例の契約延長ボーナスを提示
していることが23日、明らかになった。ドルトムント側が提示する複数年契約にサインした場合、
年俸とは別に推定200万ユーロ(約2億1300万円)もの「特別報酬」が支払われる“VIP待遇”が
準備された。
21日のボルシアMG戦で勝ち、ブンデス2連覇に多大な貢献を果たした香川。その慰留に、
ドルトムントが“奥の手”を用意した。チーム側はすでに来年6月で3年契約満了となる司令塔に
対し、年俸倍増となる約300万ユーロ(約3億2000万円)で16年夏までの契約延長の高額
オファーを提示しているが、更なるVIP条件を付け加えた。
ドルトムント幹部によると、今季欧州リーグで活躍した日本人史上最多となる13得点をたたきだした
香川が、この再契約書にサインした場合、契約延長報酬として200万ユーロを更に支払う条項を
新たに加えたという。
日本サッカー界では耳慣れない「サイニングボーナス」と呼ばれる特別報酬は、旧所属クラブと
契約満了となる世界的名手が違約金ゼロでビッグクラブに移籍時などに発生するもの。
現役時代、セリエAのASローマなどで活躍した中田英寿氏や、スコットランドリーグ1部の
セルティックで国内3連覇を果たした中村俊輔(横浜M)など、過去欧州で活躍した日本人選手でも
特別報酬を手にしていない。それだけセンセーションを起こした香川に対する評価が高いことが、
あらためて浮き彫りになった。
一方、香川の心は揺れている。「ここでプレーするにおいて、(不満など)何も思うことはない」と
優勝決定直後にドルトムントに対する愛着を口にしたが、今夏の移籍市場でセリエAの強豪、
ACミランなど世界的な名門が獲得に乗り出している。
「本当にこのチームに巡り合えてよかった。ただ、これが全てじゃない」。レベルの高い英プレミア
リーグや、スペインの強豪へのステップアップ願望も心に秘める。エースは全ての選択肢を手に、
去就を熟考する。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)