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前横浜M監督の木村和司氏(53)が23日、古巣に活を入れた。
木村氏が理事長を務めるNPO法人「スポーツコミュニティ・シュート」は横浜市内に建設中だった
総合型地域スポーツクラブ「SPORTS JUNGLE 10」をプレオープン。初蹴式ではFKを
華麗に決めた木村氏は、昨季まで指揮し、現在不振を極める横浜Mについて「理想と現実が
違う」などと話した。
現在、横浜Mは公式戦でJクラブで唯一白星がない。リーグ戦では、17位と降格圏に沈む。
樋口靖洋監督(50)は、アーセナルのように攻め、リバプールのように守る戦術を掲げているが、
意思統一ができておらず、得点4はリーグ最少だ。木村氏は「ベテランをあれだけ走らせるのは
難しい」と分析した。
昨年、木村氏はリーグ戦で5位、天皇杯では4強に導いたものの12月30日に解任された。
それでも“元祖ミスターマリノス”は今季、テレビで横浜Mの試合をチェックしているという。
トンネルの出口が見えない状況だが、木村氏は「いい勉強だと思って、こういう時もある」と
最後は古巣を思いやった。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)