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名古屋グランパスのGK楢崎正剛(36)が22日、
故郷の奈良県香芝市で自らの名前を冠して催された
「第1回楢崎杯少年サッカー大会」の表彰式に
プレゼンターとして出席した。あいさつに立った楢崎は
「大きな目標を持て」と語りかけ、サッカー少年たちを感激させた。
郷土のヒーローの帰還に、会場の鎌田小はちょっとした
“パニック”になった。記念撮影では握手をせがむ
子どもたちの輪の中でもみくちゃ状態。
にこやかにふれ合った楢崎は、20年以上前を思い返していた。
「この小さいグラウンドを見ると昔を思い出しますね」。
泥だらけになってボールを追いかける少年の姿に、かつての自分を重ねた。
表彰式でマイクを握ると、熱く語りかけた。
「いろんな指導者と出会い、運にも恵まれ、今でも
サッカーを仕事にしています。みんなにもどこにチャンスが
転がっているかわからない。サッカーも勉強も全力で
取り組んでいって、大きな目標を持って頑張ってほしい」。
楢崎流“大志を抱け”のメッセージだった。
楢崎は小3で大阪から奈良県香芝市へ移り住み、
サッカーと出合った。目立って強くはなかった地元のチームで
ひたむきに腕を磨き、日本代表までのぼりつめた。
「この中からトップレベルの選手がでてきたらうれしい。
さすがにボクは36歳になったから、一緒のピッチには
立てないと思うけど」と楢崎。サッカー少年たちは終始真剣に聞き入っていた。
今大会には16チームが参加した。大会創設を発案した
楢崎の古巣である三和鎌田スポーツ少年団の南田至功監督(46)は
「楢崎選手は奈良の誇り。こうやって実際に来ていただいて、
子どもたちにも刺激になったでしょう」と語る。
大会は来年以降も続く見通し。
楢崎は「協力できることはどんどんやりたい」と
故郷に夢を届け続ける決意だ。
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