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試合後の監督会見。クラブ史上ワーストを更新して開幕７試合連続未勝利となった
指揮官の進退を問う質問が、初めて出た。「私自身は与えられた中で、まず１勝を
挙げることでチームを変えたい」と樋口監督。
同じようにここ数試合繰り返されている嘉悦社長への取材でも、「内容はいい。
サポートする」と解任は否定された。
だが、あるレギュラーは「ミーティングで（選手が）すんなり（監督の）話を聞いてるのを
見たことがない」と、あきれ顔で明かす。１カ月以上も勝てない中で、もはやチームの
求心力は消えているのかもしれない。
首脳陣は「１勝さえすれば変わる」と状況の好転を期待するが、この日は試合開始早々に
ＭＦ中町が右足の負傷で途中交代するアクシデント。運にも見放された。
今季のリーグ７試合で、無得点は早くも５度目。後半18分のＭＦ中村の絶好の右クロスを
フリーのＦＷ大黒が頭で外し、終了間際のＦＷ斎藤の飛び出しはオフサイドに泣いた。
今季リーグ最多のシュート13本も実らなかった。
樋口監督は「負の連鎖を断ちきれない」と険しい表情。選手の気迫もどこまで持つか。
チームは空中分解の危機に陥っている。
ソース：カナロコ
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