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初の「仙台ダービー」ドロー
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なでしこ2部 観衆6500人
ドリブルで攻め上がるベガルタのMF上辻(左)(15日、ユアテックスタジアム仙台で)
女子サッカーなでしこリーグ2部に今年から参戦したベガルタ仙台レディースは15日、ユアテックスタジアム仙台でのホーム開幕戦に常盤木学園(仙台市)と対戦し、1―1で引き分けた。通算成績はともに1勝1分。初の「仙台ダービー」に6532人が詰めかけた。
ベガルタは日本代表にも選ばれたMF上辻を中心にボールを支配したが決定力を欠き、46分に常盤木学園のFW道上に先制を許した。それでも67分、MF下小鶴のシュートのこぼれ球をFW伊藤が押し込み同点。その後は一進一退の攻防でタイムアップとなった。
試合後、ベガルタの選手たちは目に涙を浮かべながら場内を1周。主将の下小鶴は「本当にたくさんの方に来ていただき、幸せだった」と感謝していた。千葉泰伸監督は「大観衆の前で緊張したが、追いつけたのは収穫」と話した。
(2012年4月16日 読売新聞)
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