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U?23代表イレブン「オレたちはかませ犬か」
ロンドン五輪に出場するU?23日本代表のオーバーエージ(OA)問題は波紋が広がる一方だ。
24歳以上の選手が出場できるOA枠を五輪で活用するのか論議になっているが、宮城合宿中の
U?23代表イレブンの間では「オレたちはかませ犬か」などと不満がくすぶり始めた。
OA枠活用は〝もろ刃の剣〟となる危険性もはらんでいる??。
国際サッカー連盟(FIFA)が五輪への派遣義務化を決定したことで海外組の大量招集に
期待が高まり、最強チームを編成するためOA枠論争も活発化している。その一方で関塚ジャパンを
支えてきたU?23代表国内組の中では不満がくすぶり始めている。
「OAとか海外組とか散々言われて、みんなで話しててもやっぱりその話題になっちゃう。
僕たちは苦しい予選をずっと戦ってきたわけだからプライドもある。それで最後に本番はいらない
ってなるのは…」(ある選手)
9か月近くに及んだロンドン五輪アジア予選では大きな重圧と戦った。今年2月に格下シリアに
敗れた直後は猛批判にさらされるなど、現U?23メンバーは計り知れない苦労の末に
五輪切符を勝ち取った自負がある。
OA枠は最大3人、さらに欧州組を積極登用すれば5?6人が候補となり、メンバー大幅入れ替え
の可能性も大。最終予選の土壇場で活躍したFW大津祐樹(22=ボルシアMG)はともかく、
FW宮市亮(19=ボルトン)らU?23の予選不参加組や、世代すら違うOA組が重用されれば
国内組は面白いわけがない。
「おいしいところだけ持っていかれて、かませ犬みたいなもんじゃないすか」との声も上がるなど、
今回の合宿中もグチをこぼす選手が続出している。
大黒柱のGK権田修一(23=FC東京)は「入ってきた時に考えるしかない。それまでは
どうしていいか分からない」、主将のMF山村和也(22=鹿島)も「競争も厳しくなるし…」と
歯切れが悪いのもうなずける。OA&海外組はチーム強化の最大の切り札になり得るが、
使い方を誤れば国内組のモチベーション低下につながりかねない。
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