12/04/14 19:52:58.16 OBfBrK9DO
>>907
時代劇は、映画からの流入がなくなり演技できる若手俳優がいなくなってしまった
■今の日本人の若手女優で演技できる人は…いない。これが現実
時代劇「江戸を斬る」などを見ると、若い松坂慶子がヒロインだが演技が巧いし、主役の西郷も巧い。
水戸黄門を演じた佐野浅夫が週刊新潮で、自分の後期辺りから演技ができないタレントがゲストになることが多くなったみたいなことを言っていた。
それが、日本コンテンツの制作力低下の答えだろう。
演技力が低い俳優が増えた理由の一つは、邦画産業の衰退だろう。
以前は、邦画で俳優が鍛えられ、それがテレビ番組に流れ、時代劇などでの演技力も高かった。
今の邦画は、テレビドラマの延長線。
◆佐野浅夫 週刊新潮
「自分が黄門をやっていたころの、最後のほうはそれまでチームプレーでやっていたものが、個人プレーになってしまった。
着物の着方も知らない役者や歌手を投入するようになった。
石坂さんの黄門は一度見て、怒りのあまり高血圧になった。
里見の黄門も、黄門様自ら杖を振り回してありえない」
■芸能の世界でも《フラット化》が、より進行しているだけ
トップクラスはともかく中間~下位レベルで、日本人タレントがクラウディング・アウトされて、能力ある外国人タレントに、より多く取って代わられているだけ。
言語の壁が少ない外国人歌手やグラビアが、その先例。
日本語が話せる外国人コメンテーターは引っ張りだこ。
海外ドラマは、吹き替えの質の高さで、言語の壁を克服するどころか、外国人タレントは背格好や口元などの見栄えが良いため、逆に日本ドラマを上回っている。
海外ドラマは、撮影経費などが不要な分、アニメでは難しい高額なベテラン声優を脇役に配置し、主役には萌え人気声優を配置できる。声優にとっても仕事が増えた。