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[ニューヨーク 13日 ロイター]
米大リーグ(MLB)ではこれまでヤンキースが高額年俸でスター選手をかき集め、
他チームのファンの怒りを買っていたが、今季はその手法にならい、長期大型契約で
スター選手を囲い込むチームが増加した。
13日から敵地でヤンキースと戦うエンゼルスは、このオフにアルバート・プホルス一塁手
と10年、総額2億4000万ドル(約194億2000万円)で契約。
タイガースはプリンス・フィルダー一塁手と9年総額2億1400万ドルで、レッズは今月、
旧契約がまだ2年残っていたジョーイ・ボット一塁手と10年、総額2億2500万ドルで契約を延長した。
現在MLB最高額の10年、総額2億7500万ドルという契約をヤンキースと結ぶ
アレックス・ロドリゲス三塁手(ヤンキース)は、このところ大型契約が続出している
傾向を認め、「これで脚光を浴びるのはほかの選手たちに任せられる」とコメントした。
エンゼルスがプホルスを獲得できたのは、同球団がFOXスポーツから1年1億5000万ドル
というテレビの放映権収入を20年間にわたって得られることが大きい。球団が買収された
ドジャースでは、今後さらに高額の放映権契約が結ばれるとみられている。
エコノミストで野球アナリストのJ.C.ブラッドリー氏はスター選手との大型契約が続く傾向に
ついて、球団と地元でのテレビ放映権契約がすべてだと指摘。「過去10年続いてきたMLBの
健全な成長は、たとえ不況のなかにあっても今後も続くだろう」と分析した。
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