12/04/10 12:17:14.49 0
(>>1の続き)
よほど納得できないのだろう。まるで試合中かのようなハイテンションで、ミックスゾーンで
両手を広げながらミキッチは話し続けた。
「香川真司のように、ドルトムントみたいなビッグクラブからオファーがあれば移籍するのはわかる。
だが、そうではないクラブだったら話は別だ。ヨーロッパで12年間プレーした自分の感覚からしたら、
アウクスブルクやベルギーリーグのチームのクオリティーはJリーグより下だ。
自分からしたらケルンもそう。ヨーロッパならどこでもいいという感覚が理解できない」
正確に言えば、現在アウクスブルクでプレーしている細貝萌は、レバークーゼンからのレンタルで、
始めからアウクスブルクを選んだわけではない。ただ、おそらく詳しい事情を知らないミキッチからしたら、
浦和→アウクスブルクというルートに納得できないのだろう。
そして彼にとって特に不可解だったのが、伊野波雅彦が昨年7月に鹿島アントラーズから
ハイドュク・スプリトへ移籍したことだった。
ミキッチはさらに語気を荒らげて言った。
「クロアチアリーグと比べたら、Jリーグのレベルの方がはるかに高い。唯一ディナモ・ザグレブだけ
はヨーロッパで戦う力があるが、他のチームは運営面や給料の支払いで問題だらけだ。
それに対して鹿島は日本のビッグクラブで、ものすごく運営がしっかりしている。
鹿島からハイドュク・スプリトを選ぶ理由なんてないはずだ」
(続きは>>3以降)