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プロ2年目で開幕投手を務め、飛躍へ上昇カーブを描き始めた日本ハムの斎藤佑樹投手(23)。
同い年の広島・前田健太投手(23)に続くノーヒットノーランの達成にも意欲を見せるが、実現の可能性は-。
6日はロッテの本拠地開幕戦。60年ぶりの開幕4連勝で勢いに乗り、先発にエース成瀬を立てたが、
“背負っている”斎藤は揺るがなかった。
「とにかくストライク先行でリズムをつくろうと思った」という言葉通り、斎藤は昨季のようなかわす
投球から豹変し、直球を主体にし、安打を浴びても強気にストライクゾーンで勝負。7回6安打1四球で
2失点も、84球の省エネ投球で開幕2連勝を飾った。
この日は広島・前田が、DeNA戦(横浜)で史上74人目のノーヒットノーランを達成。こちらは斎藤に
先駆けてプロ入りし、沢村賞に輝くなど順調に大投手への階段を上っている。
同期の快挙を耳にした斎藤は「おぉ~、すごいですね」と目を丸くし、「自分もいつか、いつになるか
わからないが、完璧に抑える試合で終わってみたい。同期にそういう選手がいるのは刺激になる」
とさらなる精進を誓った。
今の斎藤は「指のかかり、制球も含めてまだよくなる」と自身の進化に確信めいたものを感じている。
近い将来、本当にノーヒットノーランを達成する日は来るのか。栗山英樹監督(50)は
「次は佑樹がやるよ」と“予告”した。
一方この日、球場を訪れた通算400勝投手で元ロッテ監督の金田正一氏(78)が斎藤について、
「練習から見ていても、もっと力いっぱい投げろと。いい子だけどな、性格は。ぼちぼちは勝てると
思うけど…」と大投手に化けるには物足りないとの見方を示した。
どちらの“予言”が当たるのか。「ハンカチ世代」の真打ちが今、再びの急成長期を迎えているのは確かだ。
▽ZAKZAK
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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