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「横綱の次の番付ですから、今まで以上に責任が強くなる。言動にも気を付けて、より一層、
稽古に励んでお客さんに喜んでもらえるようにしたい」
千秋楽から一夜明けた26日、こう話したのが大関昇進が確実になった鶴竜だ。優勝こそ
逃したものの、横綱と大関4人を破る快進撃。28日の伝達式で正式に昇進が決まる。
本名はマンガルジャラビーン・アナンド。モンゴルはウランバートル出身の26歳で、国内では
それと知られた上流階級の出身。父親はモンゴルの国立大の大学教授。姉はシカゴに留学し、
現地で就職している。モンゴル相撲は未経験で、子供の頃はバスケやサッカーに興じていた。
中でもサッカーは欧州リーグの大ファン。イングランド・プレミアリーグのチェルシーがひいきだったという。
ベテラン相撲記者がこう話す。
「鶴竜は父親が大のスポーツ好きで、子供をプロスポーツ選手にしたがっていた。ところが、
モンゴルにはプロスポーツがほとんどない。父親は鶴竜を海外に出すことも視野に入れて、
英語を教育していたようです。今でも海外の映画は字幕や吹き替えなしでも十分に意味が
わかるそうです」
モンゴルで人気だった大相撲に憧れ、NHKが出版していた雑誌「大相撲中継」
(八百長問題で休刊)編集部宛てに手紙を送り、井筒部屋に入門。当時現役だった
寺尾(現錣山親方)の最後の弟弟子として、代名詞である突っ張りを伝授された。
「頭の回転も速く、性格はマジメで穏やか。酒も付き合い程度しか飲まず、
決してハメを外さない。謙虚なところは日本人に近いものがある」(前出の記者)
来場所が楽しみだ。
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