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音楽家の坂本龍一さんが主宰する森林保全団体「モア・トゥリーズ」と岐阜県は23日、
同県の自然を活用した「都市と森とをつなぐ交流モデル」の構築で包括的事業連携協定を締結したと発表した。
今後両者は、地場商材をブランド化して都心や海外に販売するほか、環境省の制度で企業が排出する
二酸化炭素(CO2)と森が吸収するCO2を相殺(オフセット)し、クレジットを発行・売買する
「カーボン・オフセット」のマッチングを進めていく。
具体的には、同県中津川市加子母のヒノキの精油を活用したマッサージオイルなど
コスメグッズを「モア・トゥリーズ オーガニック」としてブランド化し4月から発売するほか、
同県の自然、健康、癒しなどをテーマにした旅「ぎふウェルネス・ツーリズム」を商品化していく。
また、東濃ヒノキを高級材としてパリへ輸出していくほか、
東濃地区のチップ材を活用した紙「モア・トゥリーズ ペーパー」を企業などに販売するという。
同日、会見で坂本さんは、「都会の人を呼び込み、森にお金がいくようにしたい。
自然を守ることが人間の経済活動にプラスになるということを世界に示していきたい」と語った。
それを受けて古田肇知事は、「岐阜の82%を占める森林は今後、坂本さんを通じて、
日本に、そして世界に広がっていくことを期待したい」とした。
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像:包括的事業連携協定を締結した岐阜県の古田肇知事(右)とモア・トゥリーズの坂本龍一代表理事
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