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UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長は、22日にトルコの首都イスタンブール
で開幕した同連盟の定期総会の席で、財政難を抱える欧州諸クラブの現状をあらためて厳しく批判した。
「国によっては、収入以上の出費をいとわないクラブがある一方で、選手たちに給料を支払えない
クラブも存在する。現在のサッカー界は史上最高の経済力を謳歌(おうか)しているはずなのに、
これだけ多くのクラブが負債を抱えているのはどう見ても健全とは言い難い。われわれの調査によると、
欧州プロサッカーは、16億ユーロ(約1747億円)もの損益を計上している。なぜこのような
矛盾が許されるのだろうか。この状況が続けば、欧州サッカーは破滅してしまう」
プラティニ氏は一方で、複数のクラブで横行する“不健全なマネジメント”にも苦言を呈した。
「クラブ幹部の中には、名声と金欲しさに、執ように協会を起訴しようとする連中もいる。また、
複数の国では、選手たちが重圧と脅迫のもとで契約書にサインさせられたり、不条理に契約を打ち
切られたり、というような受け入れ難い状況すらまかり通っている。暴力、八百長、違法賭博、ドーピング、
選手たちへの圧力や脅迫、契約不履行、若手選手の取引、マネーロンダリングなど、汚点を挙げれば
キリがない。われわれはこうした恥ずべき現状に立ち向かわなければならない」
プラティニ会長はまた、今年6月にポーランドとウクライナで共催されるユーロ(欧州選手権)の
成功に向け、大きな期待を寄せた。
「われわれのこれまでの努力が報われ、ユーロ2012が期待を裏切らない感動的な大会となることを
わたしは確信している」
ソース
URLリンク(sportsnavi.yahoo.co.jp)