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サッカーJ1の18クラブが出場する「ナビスコカップ2012」は、あす20日開幕。
リーグ同様、今年で20回目を迎える大会は、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(58)とU-23(23歳以下)日本代表・関塚隆監督(51)にとってうれしい“アシスト”がある。
今年のナビスコ杯は、大会史上初めて全試合生中継が決定。フジテレビとスカパー!(スカチャン)は開幕節から生中継する。
特に、6月からW杯アジア最終予選が始まるザッケローニ監督は「代表チームの編成にとってありがたい」と大歓迎している。
なにしろ、今年はW杯アジア3次予選のウズベキスタン戦(2月29日)に0-1で完敗してから歯車が狂いっぱなし。大黒柱のMF遠藤保仁(G大阪)の後釜や、体力的に見劣りするセンターバック、決定力のあるFWの不在…。
これまで先送りしてきた課題が一気に表面化している。
それにくわえて、最終予選の相手の情報がほとんどない。中でも、元日本代表監督のジーコ氏(58)が率いるイラクはアテネ五輪4位、2006年のアジア大会準優勝、07年アジア杯優勝のメンバーで編成されており、分析も急務だ。
ザッケローニ監督以下チームスタッフは週1度、ミーティングを行っている。午前9時に始まり、暗くなるまで続くという長丁場。
しかも、協会幹部によると「部屋から出てくるのはトイレぐらい。食事をとっているのか? と心配することもあるほど」。なにやら童話『鶴の恩返し』を思わせるほど根を詰めているようなのだ。
選手にとっては、試合内容がダイレクトに代表への選考につながるだけに、手が抜けない。ザック監督以下スタッフも、とにかく目を皿のようにしてナビスコ杯の中継に見入ることになる。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
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