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楽天の選手会長、嶋基宏捕手(27)は11日、日本ハムとのオープン戦(倉敷)に出場した。
「見せましょう、野球の底力を。ともに頑張ろう東北!」。昨年4月2日の復興支援試合でのあいさつは野球界を象徴するフレーズになった。今、どんな思いを抱いているのか。
「やらなきゃいけないと自分自身にプレッシャーをかけていたかなと、1年たって思う」。ファンに向けた言葉から、大きな経験を積んだようだ。
明るい話題を提供するのが使命でありながら、被災地・仙台で生活を送る現実もあった。「ユニホームに着替えれば野球に集中していた。
ただ、空港に行く道路や新幹線から見える景色で、まだまだ復興していないんだなと。そういう思いを何年も持ち続けていくことが大事」。
ちょっとしたことの意識も変わった。「野球選手は飲み物を中途半端に飲んだまま捨てることもあった。一方でテレビを見れば、水を得るために長時間待つ人がいる。考え直さなきゃいけないと思った」
昨年4月8日、宮城県東松島市の避難所を訪問した。「自分たちの生活で精いっぱいの中、温かく迎えてくださり、野球を見るのを楽しみにしていると言われたことが心に残っている」。
そして今年1月、再び同市の中学校を訪れた。生徒と接して「みんなで前を向く雰囲気があった」と感じたという。
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