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ミュージシャンのカヒミ・カリィ(43)が初エッセイ集「小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから」
(2日発売、主婦と生活社)を出版し、10日に都内で行われたサイン会に出席した。
「幼い頃に母を亡くした年齢と私が同じ年になった。
個人的にも節目の時期だった」と出版のきっかけを語ったカヒミ。
いままで雑誌でコラムなどを執筆してきたが、
「プライベートなことは初めて書いた」という。
09年に出産し、2歳になる娘を持つ。子育ての合間に執筆し、
「(自分のことを)客観的に見ても面白いと思えるものを書くのはチャレンジでした」。
エッセイでは子育てや結婚生活、幼い日々の思い出などが綴られている。
「大人しくて内向的な子どもだった」といい、特徴的なウィスパーボイスは
「声が小さいと怒られていた」とコンプレックスに思っていたと明かした。
まもなく1年を迎える東日本大震災では宮城県出身の夫の両親や親戚が被災したという。
「大変な1年間だった。それはこれからも続いていく」と振り返り、
「子どもたちの環境や心の問題を意識し、私自身やっていきたいと強く思う」と語った。
ソース:スポニチ Sponichi Annex
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
画像:初エッセイ集『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』を出版したカヒミ・カリィ
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