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つづき
そのなかで、日本のユニバーサルの戦略について「アジア勢は世界進出にあたり、ヒップホップやR&B
(リズム・アンド・ブルース)を英語で歌うなど、より西洋っぽさを打ち出そうとするが、パフュームの場合、
それとは逆で、彼女たちの“日本らしさ”を知らしめようとしている」と説明している。
日本のユニバーサルの洋楽部門のトップ、加藤公隆執行役員(39)はロイターの電話取材で
「彼女たち(の持ち味)は近未来の日本のイメージだと考えている。世界で自身を表現するため、英語を
熱心に勉強するかもしれないが、むしろ、ミステリアスで近未来的でロボットっぽく、人形のような
イメージを演じるだろう」と答えた。狙う市場は、米国のほか、ドイツや英国だという。
欧米では異質のダンス
彼女たちの海外での人気は想像以上に高い。日本の歌謡アイドルの振り付けがルーツの組み体操のような複雑なダンスは、
欧米で主流のヒップホップ系ダンスとは全く異質だ。そのたたずまいやテクノサウンドは、日本製アニメが描く
近未来社会に通底するものがある。
実際、動画投稿サイト、ユーチューブには、彼女らの楽曲の振り付けをまねた欧米のファンの投稿も少なくない。
また昨年7月公開の米アニメ映画「カーズ2」の挿入歌にヒット曲「ポリリズム」が選ばれ、彼女らの歌声が世界中の
映画館に流れた。
つづく