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■20年目シーズン 29都道府県40クラブに拡大
20年目のJ1(Jリーグ)が10日、開幕する。1993年のスタート当初は10クラブで始まったが、今季はJ2を含めると、計40クラブに増え、全国29都道府県にまで広がった。
Jリーグ関係者は「かつて日本でこれだけプロスポーツが広がったことはない」と力説、観客数も一昨年には通算入場者数が1億人を突破した。
だが、入場者数は減少傾向にあり、経営面の改善のためのクラブライセンス制導入など、克服すべき課題も少なくない。
◆理念浸透
Jリーグが発足時に掲げた地域密着やスポーツ振興といった理念は着実に各方面へ浸透し、多くの企業の共感を得た。
93年に公式スポンサーとなり、現在も協賛を続けるカルビーは「プロ野球は企業ベースで球団名がついたが、Jリーグは地域からスタートした。
当時はまだ形になっていなかったが、可能性を感じた」(広報担当)と経緯を明かす。
開幕後すぐに爆発的なブームとなり、それまでワールドカップ(W杯)や欧州選手権のスポンサーだったキヤノンも「一過性に終わらない」(渉外担当)と判断して96年に協賛を開始。全国への拡大路線も魅力になった。
2009年に参入した日本コカ・コーラは4年に1度のW杯や五輪と比べ「全国で毎週くまなく継続的にコミュニケーションがとれる」(マーケティング担当)という点に目を付けた。
「Jリーグ百年構想」というキャッチフレーズは1996年に誕生した。50年、100年の期間をかけてJリーグの理念の浸透を図るという、あらためての決意表明だった。
>>2以降につづく
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