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なでしこジャパンが来年もアルガルベ杯に参戦する見通しであることが7日、分かった。
日本、ポルトガルの両サッカー協会関係者が明らかにした。なでしこは昨年大会で初出場し、米国に敗れたものの3位となってW杯優勝への足がかりを築いた。
今後も初春のビッグトーナメントに参加して、真の世界一軍団へ進化する。
極東のサッカー女王が、来年もポルトガルの土を踏む。日本協会関係者は「来年? まだ話が来ていないが、もちろんウエルカム」と歓迎。
主催のポルトガル協会関係者も「まだ正式に決まっていないが、そうなってくれればいい。日本が来れば、我々もうれしい」とW杯優勝国の招致を継続するつもりだ。
五輪、W杯に次ぐ格式を誇る大会に初参戦した昨年は、3位と健闘。W杯優勝の基礎を作った。
MF川澄が1次リーグ・フィンランド戦で代表初ゴールを決めてブレーク。初招集の田中も代表定着のきっかけを作った。
五輪を見据えた今年は、FW菅沢、高瀬ら代表返り咲き組や若手の底上げに成功。佐々木則夫監督(53)は、「五輪に向けて自分たちの力を試すべく、足元を見ながら一戦一戦臨もうという意気込みが出ていた」と満足げに総括した。
なでしこジャパンは今後も4月の親善試合、6月の欧州遠征(スウェーデンが有力)と、18人の五輪メンバー入りへとサバイバルが続く。
こうしたW杯イヤーや五輪イヤーでなくとも、初春に強豪国と肌を合わせるメリットは計り知れない。シーズンオフ明けに4試合のガチンコ勝負をこなすことで、ベテラン、若手ともに“立ち位置”を測ることが可能になる。
ポルトガル側にも利点は大きい。今や世界で最も女子サッカーに注目している日本が参戦すれば、テレビ放映権料などの臨時収入が期待できる。
また、温暖な欧州の保養地・アルガルベ地方の知名度も急上昇。現在は英国やアイルランドなどからの観光客、定住者が主だが、今後は日本人の取り込みも容易になりそうだ。初春の国際大会が、来年以降も女子サッカー開幕の風物詩となる。
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