12/03/01 23:42:44.22 HaS0V3XC0
水野:焼却する時に、一般の廃棄物の焼却施設でも、
特殊なフィルターをつければ大分除去されるというお話しを、小出先生おっしゃった事がありましたよね。
小出:私はそう、ずーっと主張しています。
今減債の焼却炉で燃やすという事はやってはいけませんので、
排気系統に専用のフィルターを取り付けて、
現場で放射性物質がきちんと取れているかどうかという事を確認しない限りは
燃やしてはいけないというのが私の主張です。
水野:環境省によるとね、そのフィルターを付けたら放射性物質は99.99%除去できる。とか言うんですけど、
そんな夢のようなフィルターがあるんやったら、それで全部の原発を覆ってくれたらいいじゃないですか。
小出:もちろんそうですね。
ただ、原子力発電所の場合はですね、排気系統に高性能フィルターというのが付いていまして、
そのフィルターによる放射能の除去試験というのを毎年の定期検査でやることになっています。
そして、基本的には高性能フィルターが設置されているのであれば、99.99%取れると私は思います。
ですから、焼却施設にも高性能フィルターに匹敵するようなフィルター。
高性能フィルターは熱に弱いものですから、焼却炉の排気系にそのままではつかないと私は思います。
その場合にはセラミックフィルターとか、別のフィルターがありますので、
いずれにしてもそれを付けて、現場でテストをしなければいけません。
環境省等がそうなっているという、なる筈だと、そんな事でやるのではなくて、
水野:机上の話じゃなくて本当に取れるのかどうか、99.99%。
あー、そういう、実際にそれを付けてどうなるのかという事を抜きに、受け入れの基準の数値だけ決めても
小出:ダメだと思います
水野:これは住民の方々の不安を払しょくする事はできそうにないという事になりますね
小出:そうです