12/02/29 15:46:11.32 e29Q7YU30
【 科学を知らないマスゴミが垂れ流す誤解 】
同じシーベルトでも、体内被曝の影響は、体外被曝よりはるかに大きい。
現在の水や野菜の規制値は、体外被曝しか考慮されていないので、規制値以下でも危険だ。
【 事実 】
シーベルトは放射線の絶対量ではなく、放射線が人体に及ぼす影響を示す数値。
よく言われている 「 胃のX線撮影が4ミリシーベルト 」 といった数字は、
単にX線の強さを表わしたものではなく、体内に浸透したX線が組織や器官に与える影響を考慮した値 ( 実効線量 ) 。
たとえば体から1mの距離に1万ベクレルのヨウ素131があると、ガンマ線で1日に0.000014ミリシーベルト被曝する。
( ベータ線はほとんど皮膚の表面で止められる )
ところが同じ1万ベクレルのヨウ素131でも、経口摂取した場合、0.22ミリシーベルト被曝する。
これらは1日あたりや1時間あたりの数字ではなく、摂取した1万ベクレルのヨウ素131が、
放 射 能 が 減 衰 す る か 体 外 に 排 出 さ れ る ま で に 受 け る 、
被 曝 量 の 総 量 ( 実 効 線 量 ) を 意 味 す る。
経口摂取による実効線量は、元素によっても異なる。
1万ベクレルを経口摂取した場合の実効線量は、
ヨウ素131 0.22 ミリシーベルト
セシウム134 0.19 ミリシーベルト
ストロンチウム90 0.28 ミリシーベルト
ラジウム226 2.80 ミリシーベルト
ウラン238 0.076ミリシーベルト
プルトニウム239 0.090ミリシーベルト
放射能量 ( ベクレル ) が同じでも、実効線量 ( シーベルト ) が異なるのは、
放射線の種類や強度、体内に吸収される量や体外に排出されるスピードが、物質によって異なるから。
当然、フクシマが出荷する食品の規制値や瓦礫規制値は、こうした元素ごとに、実効線量を元に決められている。
「 体内被曝が考慮されていないから危険 」 というのは全くの誤解。