12/02/29 15:39:45.53 e29Q7YU30
【 科学を知らないマスゴミが垂れ流す誤解 】
放射性元素は半減期が長いものほど危険。 プルトニウムは半減期がとても長いので超危険。
【 事実 】
ヨウ素131は崩壊して8日ごとに半分になるので、80日で千分の1、160日で100万分の1になる。
一方、セシウム137の半減期は30.07年。 80日では0.5%、160日では1%しか減らない。
しかし、よく考えなきゃならないのは、
放 射 線 は 、 元 素 が 崩 壊 す る 際 に 出 る
という点。
ヨウ素131が160日間でほとんどすべて崩壊するのに対し、
セシウム137が1%しか崩壊しないということは、
同じ160日間で比較すると、ヨウ素131が放つ放射線の総量はセシウム137の100倍だということ。
よく報道に出てくる 「 ベクレル 」 というのは、放射能の単位で、1秒間に何個の原子核が崩壊するかを意味する。
たとえば 「 水1リットルあたり130ベクレル 」 というと、
1リットルの水の中で1秒間に130個の原子核が崩壊していることを意味する。
仮にヨウ素131とセシウム137を同じ量だけ水に混ぜたとすると、
当然、ヨウ素131の入った水の方が、ベクレルははるかに高くなる。
原子の数が同じであるなら、ヨウ素131の方がはるかに危険と言える。
プルトニウム239の場合、半減期は2万4110年。
人の一生を100年としても、その間に全体の0.29%しか崩壊しない。
160日間ではわずか0.0013%。
同じ原子数のヨウ素131とプルトニウム239を比較すると、
ヨウ素131の放射能 ( ベクレル ) の方がはるかに高いのは、このため。