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「BS31チャンネル化」 視聴者争奪 地上波と連携も進む
産経新聞 2012年2月29日(水)7時55分配信
BSデジタル放送に3月から新たに7チャンネルが加わり、昨年10月開局の12チャンネル、既存の地上波系などと
合わせて計31の本格的な多チャンネル時代がスタートする。各局は自局の価値を懸命にアピールするが、有料放送
と無料放送、新規局と先行局とが入り乱れ、視聴者獲得競争も激しくなっているようだ。(草下健夫)
◆外資“台風の目”
昨秋から相次いで登場したBS新局は、昨年7月にBSアナログ放送が地上アナログ放送と同時に終了して空いた
周波数と、未使用の周波数とを活用している。
この“大競争時代”で、「新たな台風の目」とされるのが、3月17日開局の「Dlife(ディーライフ)」だ。新局の大半は
有料だが、Dlifeは無料で、ウォルト・ディズニー・ジャパンの100%子会社が広告収入で運営する。早朝や夕方は
子供向けアニメを放送するが、「女性のライフスタイルを意識したエンタメチャンネル」として30~40代の女性をター
ゲットに、ディズニー傘下の米ABC制作の人気ドラマ、バラエティー番組などを編成する。
同局に対し、開局済みのBS局幹部は「30代女性をBSに招いてくれるのはありがたいが、スポンサーを取られるの
では」と警戒を強めている。そのDlifeは後発の不利をカバーしようと、3月14日からセブン-イレブンなどの店頭で
自局専用リモコン258万個を無料配布する作戦だ。
◆低空飛行懸念も
昨年10月開局のBSアニマックスを運営する滝山正夫・アニマックスブロードキャスト・ジャパン社長は「開局月こそ
2万4千件の新規加入があったが、その後は伸び悩んでいる。3月にもう1回ブームが来ないと低空飛行が続く」と
現状を語る。同局などは開局時に続いて無料視聴期間を設け、てこ入れを図る。
一方、平成12年に開局した地上波系の民放は、中高年の視聴者を意識しつつ“じっくり見せる”路線を続けながら、
地上波との連携をさらに進めている。
>>2につづく。
□Yahoo!
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