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米連邦破産裁判所の監督下で売却先を探している大リーグ球団ロサンゼルス・ドジャースの
入札第2ラウンドに複数の応札があり、12億－15億ドル（約970億－1200億円）の金額が提示された。
関係筋が27日明らかにした。
売却額は米国のスポーツチームの売却額では過去最高になる見通しだ。
米大リーグ機構（ＭＬＢ）は今週、売却先候補に関する一連の精査を新たに開始する予定。
ドジャースが発表した声明によると、入札を担当しているブラックストーン・グループの球団代理人が
「2月23日に提示された条件を評価した結果、次のラウンドに進める当事者に通知した。
これらの当事者に関する情報はＭＬＢが公表する。当事者はＭＬＢオーナーシップ委員会と
会合することになる」という。
第2ラウンドに進んだ買収希望者には、ヘッジファンドマネジャーのスティーブン・コーエン氏のほか、
メディア関連投資家レオ・ヒンダリー氏、資産家のマーク・ウテイ氏、投資家のトム・バラック氏の
3氏が参加するグループ、それに米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）で殿堂入りを果たした
アービン・”マジック”・ジョンソン氏とＭＬＢワシントン・ナショナルズの元幹部スタン・カステン氏が
率いるグループがいた。
ドジャースの元オーナーであるピーター・オマリー氏と、ロサンゼルスの不動産開発業者
リック・カルーソ氏は、入札の第1ラウンドに参加したが、いずれも第2ラウンドに進めなかった。
オマリー、カルーソ両氏のコメントは得られていない。
ドジャースの現オーナー、フランク・マッコート氏は同球団を5月1日以前に売却しようとしている。
離婚調停の一環で、前妻のジェイミーさんに1億3100万ドルを5月1日までに支払わなくてはならないからだ。
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