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＜２３日のヤクルト戦は４回１失点も＞
こんなピッチングじゃあ、フィーバーも収まるわけだ。
２３日のヤクルト戦に、日本ハムの斎藤が先発登板。４回３安打１失点と結果だけを見れば
悪くなかったものの、ボール先行の投球でカウントを苦しくし、毎回の４四球。７５球も
費やした。
日ハムＯＢの岩本勉氏も、「４回１失点と抑えているのに、何かスッキリしないのはなぜ
なんでしょうかねえ？」と不満をもらしていたが、「やりたいことが何となくできた。
まっすぐを低めにコントロールするのが目標だった。高めの球もあったけど、何となく低め
にいけた」とは斎藤本人。コメントもスッキリしない。その「低めの直球」にしても、
大半が明らかなボール球で見逃されることが多かった。
そんなエース候補の投球に、栗山監督は「課題を持って投げている中では、これまでとは
違う感じだった。意図も伝わった。だったら抑えてよ、という感じ。ものすごくグレーな
感じだよね」と、複雑な表情である。
斎藤はオフに下半身を強化。直球の威力が増したことで「今年は２ケタ勝てる」と評価する
スコアラーや評論家も多い。しかし、担当記者に言わせれば、球団はいつ斎藤が本気を出す
のかとやきもきしているという。
>>2に続く
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