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イングランドのプレミアリーグでも、同様に莫大な配分金がクラブに与えられるなど、全国市場からの収入がクラブ総収入の平均約75%にも上るんですよ。この差は大きい。
そもそも、プレミアリーグが開幕したのは92年、Jリーグのわずか1年前。当時のリーグ全体の事業規模は、ほぼ同じでした。しかし、この20年でその格差は5倍に広がった。これでもJリーグのビジネスが問題ないといえますか?」(大坪氏)
サッカーを核として地域にスポーツ文化を根ざそうという「Jリーグ百年構想」など、その理念は素晴らしい。
だが悲しいことに、ビジネスとしてはまったく“実”が伴っていないのもまた事実だ。サッカー専門サイト『サポティスタ』の岡田康宏編集長も、リーグ全体の問題と指摘する。
「Jリーグは責任をクラブに押しつけるばかりで、リーグとして適切な営業努力をしてきたかというと大いに疑問です。現状の停滞をクラブだけでなんとかしろというのは無理がある。クラブ側の努力と同時に、リーグにも努力は必要でしょう」
各クラブに経営改善を求めるだけで、自分たちは有効な手立てを打たないのであれば公平性を欠く。リーグ側も3年後という目標を設定し、増収を達成できない場合は「中の人」にご退場いただく……というのはどうだろう?