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なでしこジャパンのFW川澄奈穂美(26=INAC神戸)が欧州挑戦に意欲を示した。
スペイン遠征中のINAC神戸は2日、スペイン女子1部リーグ首位のバルセロナと東日本大震災の復興支援のための慈善試合を行い、1―1で引き分けた。
フル出場した川澄は得点こそなかったが、敵将が名指しで称賛する好プレーを披露。バルセロナから正式オファーがあれば、前向きに検討する姿勢を見せた。
名門バルセロナのユニホームに初めて袖を通す日本人は、香川でも本田でもなく、川澄かもしれない。
バルサ男子の本拠地カンプ・ノウの隣にあるミニ・エスタディ。男子の2軍にあたるバルセロナBの本拠地で目の肥えた地元ファンをうならせたのは、FIFA女子最優秀選手に輝いたMF沢ではなく、昨季なでしこリーグMVPのFW川澄だった。
「日本にはないスピード感とか、パス回しがあって少し戸惑った印象があった。それでもゴールに迫る感じはINACらしい形が出せたと思う」。
スペインの強豪相手に実力を見せつけた。4―3―3の左FWで先発すると前半27分、後半32分と思い切り良くシュートを放った。そして敵地のスタンドを何度も沸かせたのはドリブル突破。
3年連続でFIFAバロンドールに輝いたFWメッシのようなスピードあふれるプレーで左サイドを切り裂いた。
生中継した「バルセロナTV」のコメンテーターは「スキャンダラスなくらい素晴らしい選手」と絶賛すれば、敵将のジョレンス監督も「きょうの試合では川澄選手のプレーが一番印象的だった」と称えた。
メッシ擁するバルセロナは憧れのチームだ。試合後に記した自身のブログで「本物のバルセロナのユニホームを着る相手と試合したなんて夢のよう」と感激を表現。
CS中継で試合をチェックするほか、昨年12月のトヨタ・クラブW杯決勝のサントス(ブラジル)―バルセロナもテレビ観戦し、2得点を挙げたメッシのプレーに「ため息が出ますね。良いイメージが湧いた」と刺激を受けた。
FW大野が「男子のバルサのようにパスをつなぐサッカーでやってきた」と語ったように、この日対戦した女子もスタイルは男子と同じ。
>>2以降につづく