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今季も1月の移籍市場が終了した。毎度のことだが、締め切り最終日の31日には駆け込み移籍が相次いだ。
希望通りの移籍がかなって笑った選手、突然移籍を言い渡されて慌てて荷物をまとめた選手。長い交渉の末、結局合意に達せず残留した選手……。世界各地で悲喜交々の人間ドラマがおこったのである。
■宮市はボルトンへ期限付き移籍
日本人絡みだけでも、この最終日に3選手の運命が定まった。
イングランド・プレミアリーグ、アーセナルのFW宮市亮(19)は、その数日前まで残留の気配だったが、駆け込みで同じプレミアリーグのボルトンへ今季末までローン(期限付き)移籍することが決まった。
31日午後、翌日のボルトン戦のため、アーセナルの選手たちはロンドンから約350キロを北上。宮市も一緒にチームホテルへ着いたが、その直後に離脱してボルトンのオーウェン・コイル監督に面会したという。
アーセナルの選手たちは試合後、ロンドンへ帰ったが、宮市はそのまま北の小さな町に留まり、2日からボルトンの練習に合流した。いわば武者修行のために“置き去り”にされたのである。
■本田、森本の移籍は破談に
イタリア・セリエA、ノバラのFW森本貴幸(23)は、同じセリエAのキエボへ移籍することでいったんは合意した。
だが、キエボの本拠地があるベローナ入りしてメディカルテストを受け結果、破談になった。古傷のヒザの具合が問題になったといわれている。
ロシア・プレミアリーグ、CSKAモスクワのMF本田圭佑(25)は、セリエAのラツィオへの移籍が決定的と見られていた。
最終的にCSKAは移籍金として1500万ユーロ(約15億円)プラス出来高を求めたが、ラツィオは1200万ユーロ(約12億円)プラス出来高しか払えないとし、約3億円の差が埋まらなかったといわれている。
さらに支払い方法についても、ラツィオは3年の分割払いを希望したが、CSKAは即時払いか、短期間での2回払いしか認めなかったとされている。
>>2以降につづく
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