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プロ球団創設へ 静岡市が始動 「子供に夢を」数千万円の予算計上 2012.2.1 02:30
静岡市はプロ野球の地元球団創設に向け、4月に新部署を立ち上げる方針を固めた。野球に対する市民意識の
調査費なども含め、平成24年度当初予算案に数千万円を計上する。定住人口を増加させる起爆剤として、
田辺信宏市長が球団創設に意欲を示しており、新部署設置はこの一環。球団創設に向けたプロジェクトが
いよいよ始動する。
難航が予想されるスポンサー探しや、「サッカーの街として定着する同市に野球はそぐわない」との意見も
根強い中、田辺市長は昨年4月の市長就任以来、「子供にも夢のある構想」と、プロ球団の創設構想を
温めてきた。流入人口を増やさなければ地域の活力が失われるとの危機感を田辺市長は持っており、「球団の
創設は、定住人口の増加にもつながる」としている。本拠地としては、プロ野球の公式戦や高校野球の県予選
などにも使われる県営の草薙球場(同市駿河区)を考えている。
現在、北信越、四国、南九州・沖縄の各自治体にも球団創設を呼びかけており、現行のプロ野球12球団を
一気に16球団まで増やす準備を進めている。
昨年11月には浜松市の鈴木康友市長とのトップ会談で協力の約束を取り付け、「市民球団というより、
県民球団にしたい」との方針を示した。
今後は、プロ野球キャンプの誘致や公式試合数を増やすなどして機運を盛り上げ、球団創設に向けた活動を
活発化させる。今回の部署設置は、こうした活動を盛り上げる役割も果たす。
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MSN産経ニュース
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