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現地時間１月３１日１９時（日本時間２月１日午前３時）、イタリア・セリエＡの移籍市場が終了する。
注目される日本代表ＭＦ本田圭佑のラツィオ移籍は実現するのか。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』など、イタリアの大手メディアは３１日付の紙面で、本田のラツィオ移籍に楽観的な見解を示した。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』のローマ版は、一面で「Honda s?!」（本田、イエス！）と報道。
ラツィオとＣＳＫＡモスクワが、１１００万ユーロにボーナスを加えた条件で大筋合意に達したとし、残すは支払い方法に関する詳細のみと伝えた。
なお、本田には約２００万ユーロの年俸にボーナスと肖像権が用意されているそうだ。
また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も、「まだオフィシャルではないが、今日（３１日）そうなるだろう」と報道。
こちらは、本田獲得に要する資金が１２００万ユーロだと伝えている。
一方で、両紙とも未解決としているのが、外国人枠の問題。ラツィオが空きをつくれなければ、本田を獲得することはできないため、ＧＫフアン・パブロ・カリソやＦＷステファン・マキンワの去就にも注目が集まっている。
なお、ワールドカップでもＦＷとしてプレーした本田の攻撃力やユーティリティー性、フリーキックの精度の高さを評価した『コッリエレ』は、エディ・レヤ監督がすでに本田を含めたチーム構想を練っていると報じた。
候補に挙がっているフォーメーションは、４－２－３－１と４－３－２－１、そして４－３－１－２の３つだ。
クラブが望んでいると言われる４－２－３－１の場合、ＦＷミロスラフ・クローゼが１トップとなり、本田はＭＦセナド・ルリッチやＭＦエルナネスとともに２列目に入る。
一方、４－３－２－１の「クリスマスツリー型」なら、本田とエルナネスが１トップのクローゼを支える形だ。４－３－１－２の場合、トップ下はエルナネスのままで、本田は左右どちらかのインサイドハーフを務めるという。
いずれにしても、マーケットが閉まるまで、時間との勝負でもある。本田のイタリア移籍は実現するのか、決着のときまであとわずかだ。
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