12/01/30 10:10:17.71 0
昨年末の全日本フィギュアスケート選手権では浅田真央選手が優勝。
その瞬間をテレビで解説したトリノ冬季五輪金メダリスト、荒川静香さんの「クール」な
解説ぶりについて、23日付で次のように書いた。
〈東日本大震災があった年の暮れに、病気で母親を失ったばかりの21歳の娘が、
悲しみをこらえての逆転優勝だ。(中略)すかさずキャスターやもう一人の解説者は
心のこもった言葉を発した。ところが荒川解説者ときたら、「いいプログラムでした」
とだけ〉
中継を見て感じたままを書いたわけだが、実はこの荒川さんコメント、番組の方針に
沿ったものだったことが後で分かったので、報告させていただく。
全日本選手権は例年通りフジテレビが放送。
同局によると「スポーツ中継の域を逸脱することなく、特に、選手のご家族のご不幸に、
ことさら焦点を当てるような番組にはしない」という方針に基づき、荒川さんの解説も
「行っていただいた」のだという。
そうならば、あの解説は、「クールビューティー」が代名詞の荒川さんが、
「冷たく」でも「KY」でもなく、持ち前の「冷静さ」をフルに発揮した場面だった
ということになる。
読者からも
「荒川静香さんはいろいろ考えた末に『いいプログラムでした』と言ったと思う」との
指摘があった。
東京五輪以来、スポーツ中継を情緒的に見る癖が染みついている。
平たく言えば、そのほうが面白いからだ。
一方で、スポーツ解説は基本的にクールであるべきだとも思う。
なるほどなぁと、観戦の面白さを倍加させてくれるからだ。ともあれ、次の中継を
待ちたい。(山根聡)
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
dat落ちしていますが、関連スレは
【フィギュアスケート】荒川静香さん 「クール」は氷上だけにして (産経 “戯言戯画”)[12/01/23]
スレリンク(mnewsplus板)