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米大リーグ、アスレチックスからフリーエージェント(FA)の松井秀喜外野手(37)にマイナー契約の危機だ。
ホワイトソックスからFAになった盗塁王3度のフアン・ピエール外野手(34)がフィリーズとマイナー契約。
ベテラン外野手に厳しいオファーが続いている現状が明らかになった。
所属先未定のベテラン外野手が不安になるニュースだ。ホ軍の正左翼手として昨季158試合に出場した
ピエールが、春季キャンプには招待選手として参加するマイナー契約をフィリーズと交わしたのだ。
ピエールは2010年など盗塁王に3度輝き、現役最多の554盗塁を誇る左打者。メジャー12年間の
通算打率は・296で、シーズン200安打も4度記録しているが、昨季の年俸850万ドル(約6億5450万円)
から一転してマイナー契約となった。
大リーグ関係者によれば、ベテラン外野手のFA市場は冷え込んでおり、メジャー契約でも年俸は
100万ドル(約7700万円)前後に抑えられるという。DHにはさらに逆風が吹いており、松井に対して
マイナー契約を提示する球団も出てきそうだ。
それでもナ・リーグのある球団幹部は、松井の代理人を務めるアーン・テレム氏(57)が強気の交渉姿勢を
崩していないと証言。ダルビッシュの代理人としてレンジャーズとの交渉を終えた同氏が、松井にどんな契約を
用意するのか。手腕の見せどころだ。
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