12/01/27 13:32:29.07 0
>>1の続き
国内の選手で、前回のWBCメンバーから欠けているとすれば巨人・阿部慎之助捕手(32)あたりか。
メジャーを見ても、WBCの時点では39歳になるマリナーズ・イチロー外野手(38)に中心的役割を
期待するのは危険。松井秀喜(37)、福留孝介(34)両外野手もよほどのことがなければ、
ジャパンのユニホームに袖を通すことは難しそう。となれば、ブルワーズ入りした青木宣親外野手(30)
くらいのものか。
ある球団幹部は「WBCでの日本代表は、ノーガードの打ち合いでは勝てない。走り勝つしかない。
前回もヒットで出塁した走者をバントで送り、イチローの適時打で勝った。高校野球のような戦法を
取るしかない。米国はもちろん、メジャー流の野球文化を持つ韓国にもできないやり方だ」と指摘する。
昨季両リーグを通じ、断トツの60盗塁をマークしたソフトバンク・本多雄一内野手(27)なら、
その戦術に適合する。さらに「一昨年まで4年連続盗塁王の片岡(易之・西武)もスタメンにぜひ欲しい。
三塁には松田(宣浩・ソフトバンク)がオススメ」と名前を挙げた。
確かに、松田は今回のメンバーから漏れたが昨季パ2位の25本塁打の長打力に加え、
打率・282、83打点で27盗塁。全試合出場も果たしている。一皮むければ“走るジャパン”の
中軸としてうってつけなのだ。
それでも“プロの目”でみれば、台湾戦のメンバーも捨てたものではないようだ。
大リーグ・メッツの大慈彌功極東担当スカウト(55)は「今年中に改めて海外フリーエージェント(FA)権
を取得するであろう中島(裕之・西武)、栗原(健太・広島)がいる。FA権取得に時間を要しますが、
長野(久義・巨人)、糸井(嘉男・日本ハム)、の身体能力は目を見張るものがある」と語る。
社会人で3年を費やした長野、プロ入りから2年間は投手だった糸井だが、素材はメジャー級。
十分にWBCでも活躍できるかもしれない。