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Ｊ２横浜ＦＣの元日本代表ＦＷ三浦知良（４４）が２１日、日本代表ＭＦ本田圭佑（２５）＝ＣＳＫＡモスクワ＝にエールを送った。
セリエＡ・ラツィオへの移籍の動きが出た本田に、「どこでやっても大丈夫」と太鼓判。
カズは２２日、磐田の元日本代表ＧＫ川口能活（３６）らとともに、昨年８月に３４歳で急逝した松田直樹さんの「メモリアルゲーム」（日産ス）に出場する。
みぞれが舞う横浜・西谷練習場での練習後、ＦＷ三浦知が熱い表情で口を開いた。
「本田がラツィオ？ 本当に行くの？ ラツィオはいいチーム。ただ、彼は高い志を持っているから、どこでやっても大丈夫だろう」
セリエＡ・ラツィオがＭＦ本田の獲得に動いた。１９９４年に日本人で初めてセリエＡ（ジェノア）でプレーしたカズは、「スペインやイングランドより、イタリアの方が日本人はやりやすいはず」と説明した。
ブラジル、クロアチア、豪州のピッチにも立ったパイオニアならではの重い言葉だ。
来月２６日で４５歳になる。それでも「サッカーが好き。まだまだサッカーがうまくなりたい」と、情熱が衰えることはない。１５日にはフットサル・Ｆリーグに初参戦し、観客を魅了。
フットサル日本代表のロドリゴ監督の目にとまり、Ｗ杯出場の夢をかなえるチャンスも出てきた。
「本田はまだ若い。ぜひ成功してほしい。セリエＡへの移籍はステップアップになるから」
世界に日本人プレーヤーの実力を示し、さらなる高みを目指すカズが、本田へ猛エールを送った。
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