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ロンドン五輪を目指すU―23日本代表は、当地で合宿6日目の練習を行った。発熱で18日深夜に途中合流したMF清武弘嗣(22)=C大阪=は、この日はショートダッシュなどのハードなメニューを消化。
コンディション調整のめどが立ったことから、2月5日の五輪最終予選シリア戦(ヨルダン)のメンバー入りへゴーサインが出た。
肩で息をしながら、エースは自身の復調を実感していた。この日の午前中に初めて全体練習のアップに参加すると、午後練習にピッチ脇でショートダッシュを繰り返す清武の姿があった。
ピッチ周りを、そろり、そろりと歩くだけだった前日19日から一転、負荷の高い練習。調整のピッチが急加速した。「きつかったですけど。まずまずです」。充実感をにじませた。
14日の夜に38度超の熱が出て、15日から千葉市内の病院に入院。容体が安定した18日に成田空港を出発して同日深夜にグアムに到着したが、頬はこけ、どこまで合流できるかは不透明だった。
実際、宿舎内では清武だけ個室に泊まり、マスクをして他の選手との接触もできるだけ避けるように言われている。23日に発表するシリア戦の21人のメンバーに入れるかは不透明だった。
だが、この日、代表の御園生(みそのう)剛チームドクターは「コンディションは上がってきている。あれだけ激しい運動をしているというのは、そういうこと。確実に上向いている」と体調の不安が消え去ったことを明かした。
里内猛フィジカルコーチが「水分をしっかりとってやれば、大丈夫。その間に(コンディションは)戻ってくる」と言うように、シリア戦の見通しが立ったもようだ。
前夜は選手、スタッフでバーベキューパーティーを開催。昨年11月に、第1子が誕生した清武は、1月に誕生日を迎えた選手、スタッフや、新婚の選手らとともにケーキで祝福された。
「かなり楽しかったです」と笑顔。完全復活の日が近いことを確信している。
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