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なでしこ 沢 世界最優秀選手賞で年収２５倍増の１億円超え
ゲンダイネット 2012年1月13日(金)17時0分配信
例えば、日本のプロ野球選手がテレビ番組にゲスト出演する際、そのギャラは一軍選手で１５万円が相場だという。
これが誰でも名前の知っている各球団の主力、有名選手になると倍の３０万円。１００万円を超えるのは、イチローを
筆頭とするメジャーの大物選手らほんの一握りだというが、テレビ局関係者は「これで沢もイチロークラスになる。拘束
時間にもよりますが、番組によっては１５０万円。スポーツ選手としては、トップ級ですね」と言うのである。
アジア勢としては史上初めて国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の「世界年間女子最優秀選手」に選ばれた沢穂希（３３）が
１１日、表彰式の行われたスイスから帰国。空港での会見で、「名誉ある賞をいただけたのも、信頼できる大切な仲間
がいたから。実感？ こんなふうにメディアの方がたくさんいることで、実感が湧いてきた」と照れたような笑顔を見せた
沢だが、その注目度がさらなるカネを生む。広告代理店の関係者がこう言った。
「昨年のＷ杯優勝後に飲料メーカーと３年１億円といわれる破格条件で個人スポンサー契約を結んだ沢の元には、
少なくとも他に大手企業３社からＣＭ契約の話が持ち上がっています。今回の最優秀選手賞でＣＭ契約料は１社
３０００万円以上になる。実はこれまで所属するＩＮＡＣ神戸の意向で各種イベントには川澄らチームメートの代表
７人組とセットでの出演が多かったが、文字通り世界ナンバーワン選手になった沢には単独でのオファーが相次ぎ、
７人セットで１人１００万円といわれるギャラも個人出演ならその分、跳ね上がる」
沢の所属クラブでの年俸は４００万円前後。Ｗ杯からの活躍でそれが１２００万円になるといわれているが、年収は
軽く１億円を超えるとみて間違いない。
（日刊ゲンダイ2012年1月12日掲載）
□livedoorスポーツ
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