12/01/10 21:38:49.16 0
高校サッカー選手権は1月9日に国立競技場で行われた決勝で市立船橋が延長で四日市中央工を2-1で下して9大会ぶり5度目の優勝を決めた。
前半1分に四中工が先制、後半のロスタイムで市船が追いつき延長で逆転勝ちするドラマチックな試合だった。「最後まで諦めない」ということが逆転勝ちにつながった高校サッカーを象徴するような試合だった。
市船は堅守のチームで先制された後も追加点を与えなかったことから流れを引き寄せた。元々セットプレーで点を取るのがパターン。準決勝まで9点中6点がセットプレーだったことでも明白で大人っぽいサッカーだ。
そして四中工の浅野と田村翔の2トップも素晴らしかった。1トップのチームが多かった中で、この2人は抜群のコンビネーションを見せていた。
高校サッカーは「3年間の集大成」として檜舞台を目指すところ魅力。選手だけでなく、お客さんもそれを求めているから決勝戦に4万3000人も入る。
いい選手がJリーグの下部組織に流れるなかで、指導者もクラブチームに負けたくないという気持ちがある。
短期間で最大6試合も行う試合日程だけに、高校選手権は体力的に厳しく、頂点を目指そうとすると、どうしてもリスクの少ないサッカーになる。
本来やりたいサッカーでは勝てないので、勝つためのサッカーになる。
しかも、市船は5試合に対して四中工は6試合目、四中工はキャプテンMF国吉が出場停止という差が最後に出たのかもしれない。
>>2以降につづく
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