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脳裏めぐった18年=沢、感謝の受賞―FIFA表彰
なでしこらしく着物姿で登場した沢の手に、トロフィーがずしりと重かった。
「代表に入って18年。その重みが詰まっていた」。15歳から駆け抜けた日々が、脳裏を駆けめぐった。
歓喜に仲間とはしゃいだワールドカップ(W杯)と違い、日本語で淡々とスピーチ。
「この賞を糧に日々精進する」と丁寧に伝えた。
自分のことより、なでしこを世界一に導いてくれた佐々木監督が表彰されるのを見て、涙がこぼれそうになった。
女子サッカー受難の時代を誰よりも知る沢にとって、先にくるのは周囲への感謝。
最終候補だった米国代表のワンバックにも、米国リーグのワシントン時代に多くを学んだ。
抱き合って「誇りに思う」と言ってくれたのが、うれしかった。
W杯で得点王に輝き、日本の主将として初優勝に導いた実績は文句なかった。
世界最優秀選手は男女を通じアジア初の快挙。
「子供に夢を与えられた。その意味がすごく大きい」と、
後に続く道を明るく照らしたことを一番に喜んだ。
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