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ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明(土屋ホーム)が前人未到の偉業達成を
目前にしている。ジャンプ週間最終戦を兼ねたワールドカップ(W杯)個人第11戦
(ビショフスホーフェン=オーストリア)で予選を通過すれば、6日の本戦が
通算400試合目となる。39歳のベテランは「大好きなジャンプ週間に回ってくるのは
何かの縁。いい成績を出したい」と意気込む。
葛西はジャンプ熱が高い欧州で日本以上に人気がある。60回の伝統を誇り数万人の
観客を集めるジャンプ週間出場は史上最多の21度目となった。「21度目」「39歳」と
繰り返し紹介され、飛躍する度に大勢の観客から喝采を浴びる。
衰えない意欲が原動力だ。「ジャンプが大好きだからどんなに厳しい練習もできる。
行けるところまで行く」と意気盛ん。冬季五輪で史上最多の7度目となる2014年
ソチ五輪出場も視野に入れ「強いオーストリア勢に勝ちたい」と言う。
人気者のマリシュ(ポーランド)やアホネン(フィンランド)が昨季限りで引退した。
それだけに知名度の高い葛西の存在はジャンプ界にとっても貴重だ。
国際スキー連盟のジャンプ統括責任者を務めるホファー氏は「彼はファンから
愛されるジャンプの親善大使。500試合も期待している」と話した。
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