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和田監督、能見と平野に催促「早く判を」
デイリースポーツ 2012年1月5日(木)配信
阪神の和田豊監督(49)、能見篤史投手(33)、平野恵一内野手(32)が4日、大阪市内の新阪急
ホテルで行われた「GO!GO!タイガース 新春トークショー」に出演した。契約未更改で越年した2選手
に対し、指揮官が早期決着を促した。
和田監督の思いが言葉になって出た。トークショーの冒頭で「早く判を押しなさい」と笑顔で2人に催促。
これには能見が「まだもう一回(交渉が)あるので…。その後ですかね…」、平野も「ハンコがまだできて
いないので…」と苦笑いで応じるしかなかった。
和田監督が「とことん球団と話し合った方がいいけど、あまり長引かせてもね」心配するのは2人の気持ち。
監督自身も現役時代に「保留してる間って、嫌なもんだよ。なんか引っかかってるというか」という経験がある。
中途半端に妥協するのはいけないが、未更改のままキャンプインしては練習どころではない。
監督として初めて迎えた正月は自宅でゆっくり過ごしたという指揮官。西宮市内の神社を訪れた初詣
でのおみくじで引いたのは「だんだん上がっていくという“吉”でしたね」。しかも「願いはかなう」とも記されて
いたという。
選手から届いた年賀状にも「優勝しましょう、と結構多く書かれていた。書いて伝えてくれると気持ちも伝わる」
と自然と笑みがこぼれる。あとは能見、平野がしっかりサインしてキャンプに入りさえすれば…。おみくじの通り、
願いはかなうはずだ。
□デイリースポーツ
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▽息の合ったトークを繰り広げる(右から)和田監督、能見、平野
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