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◇全国高校サッカー選手権準々決勝 中京大中京―四日市中央工(2012年1月5日 駒沢)
初の8強入りを果たした中京大中京(愛知)のFW宮市剛(1年)は、中京大中京OBの兄・亮(19=アーセナル)に続いて世界へ羽ばたくためにも大会得点王を目指すことを誓った。
3回戦直後に「2点取ったよ」とメールを送った兄からは「おまえ凄いことになっとるなあ。次も1回戦だと思って頑張れよ」と激励メールが届いた。
さらに4日には父・達也さんを通じて「あまり調子に乗るなよ」と厳しいメッセージも。「僕のことを思ってアドバイスをくれる、いい兄貴ですね」という感謝の気持ちを表すためにも「兄貴が行けなかった分も僕が国立に行きたい」。
準々決勝の相手は、昨年9月19日にプリンスリーグ(日本協会主催の高校世代のリーグ戦)東海1部で2―11と大敗した四日市中央工。
「屈辱だった。ゴールを決めてリベンジしたい」。自らの得点で因縁の相手に雪辱を果たし準決勝の夢舞台、国立への切符を手に入れる。
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