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市立西宮高校・普通科の偏差値はおよそ62、グローバルサイエンス科は67。クラスメートには東京大学や京都大学を目指す人も少なくない。サッカー部の生徒は、サッカーと勉強の「文部両道」を高いレベルで実践している。
そんな彼らには、ひとつのプライドがある。大路照彦監督は言う。「チームの目標は全国大会出場と、現役で国公立大学進学。
勉強とサッカーの両立については、どのチームよりもおれたちの方が上やという気持ちがある分、負けられへんという覚悟でここに来ました」。
練習は最大で2時間半。限られた時間を効率よく生かすため、選手たちは勉強だけでなく、サッカーも集中してやらなければいけない環境でトレーニングを積んでいる。
ここまで、山梨学院大附や近大附といった攻撃自慢のチームを相手に、堅い守備を発揮して勝ち上がってきた。ディフェンスリーダーでキャプテンの帷(かたびら)智行は言う。
「ディフェンスの技術はそれほどないですが、集中力はすごいと思います。ここぞという時にしっかりと守れる。普段から集中してサッカーと勉強をしていることが、プレーにつながっていると思います」
勉強とサッカーの両立。それを高いレベルでこなすのは難しい。
だが、彼らはそれをやり遂げる。
帷が「サッカーをすると疲れるので、勉強をする気がなくなるんですけど、自分に負けないように勉強もしっかりやっています」と話せば
グローバルサイエンス科に通うボランチの難波祐輔は、練習が終わってからすぐに塾に行き、夜の10時半ごろまで勉強しているという。
「勉強とサッカーを両立すると時間が限られるので、集中してやらないとやっていけません。それもあって、自然と集中することが身についたんだと思います」(難波)
大路監督は大会の登録メンバーを決める際に、サッカーの技量が同じであれば、成績の良い方を選ぶという。
「勉強を頑張れないやつは、サッカーも頑張れないというのがわたしの持論です。現にレギュラーの子は勉強もよくしますし、それがあるからここまで頑張ってこられました」
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